長く話したい件

三十路既婚ヲタクの長話です

赤ちゃんグッズの沼が深い~①抱っこ紐編~

子供が生まれて、財布事情が変化した。

今まで死ぬほど金をつぎ込んできたヲタクな諸々(キャラクターが描かれたアクリルのものとか、フィギュアとか、布ものとか)は飾る場を失い、投資対象の上位から陥落した。

代わりにすごい勢いで台頭してきたのがベビーグッズだ。

基本的な洋服類は当たり前、抱っこ紐や大小さまざまな椅子、おもちゃはプラからぬいぐるみから乗ったりするものまで。そして便利なマグマグ、お皿、ベビーカーにつけるバッグまで。

今列挙したもので、最初買ったものを現在も使い続けている項目はほぼない。

何かしらの理由で別のブランドに買い替えている。

大体は「こっちのほうが使いやすい」「こっちのほうがラク」という検討の結果である。

そんなトライアンドエラーを書いていこうと思う。なんかの参考になればなによりです。

 

 

抱っこ紐

子育ての必需品としてみんなが一番想像しやすいのがこれだと思う。

そして、有名ブランドもめちゃ多い。エルゴベビービョルン

この辺りが筆頭だろう(異論は認める)。ほかにもコランハグやらいろいろある。初耳だよみたいなメーカーも子育て中にたくさん耳にした。

知らんものの話はできないので、使ったものを決め手とか長所短所諸々含め書いていく。

 

エルゴアダプトクールエア

www.ergobaby.jp

これが最初に買ったやつ。子育て中ママで知らない人はいないだろうエルゴ。

親友が子育て中にずーっとこれでどこにでも出かけていたし、いとこもこれで3人育てていた。

私も使うならこれしかないと思って、他に何も比較検討せずにエルゴの中で予算と機能を含めて検討。5月生まれだったので暑い時期に死ぬのは嫌だなと思い、前だっこができるオムニが高かったし、これで十分と思い、アダプトのメッシュタイプのクールエアをチョイスした。

 

・よかったところ

安定感がある。さすがである。腰のでっかいベルトと肩のパッドばっちりベルトで痛みはほぼないし、これさえあれば両手がフリーになる。あかちゃんとの密着感もあるので安心するらしく、初期の娘はよくこれで出かけると寝ていた。

 

・しんどいところ

でかい。一生懸命コンパクトに丸めたって、マザーバッグの8割を占拠するデカさである。そのせいか、腰に巻いたまままとめるグッズというのが公式非公式さまざまに展開されててちょっと面白い。ミンネにいっぱいあるよ。手芸上手のママさんってたくさんいるんだなと感心した。

 

モンベル ベビーキャリア

webshop.montbell.jp

電車の中でたまたま見かけたママさんがすごくスリムな抱っこ紐を装着していて「なんだこれ」と思って検索したらこれだったんだよね。

昔は品切れしちゃって高額転売があったらしいけど、今は安定供給されているご様子。そしてカラーバリエーションもベーシックになった。私のは登山グッズにありそうな目立つ黄緑色だ。母からは「カメムシみたいね」と笑われる。

装着方法はエルゴと完全に一致。違うのは諸々のベルトがすごくぺったんこでほっそりしている点。簡易版エルゴと思っていい。

 

・良かった点

超軽い。軽すぎ。そしてコンパクトにまとまるからバッグに入れておくのにすごくいい。そもそも開発コンセプトが子供とハイキングに行った帰りにつかれた子供を抱っこして帰るときに使うため、だったと思う(なんかで読んだうろ覚え)。そして安い。6000円以内だぞ…。お洗濯も簡単。超優秀だと思う。

 

・悪い点

そりゃ簡易版なので長く使ってるとしんどい。腰のベルトは細いのでエルゴのようにガードしてくれない。でも、本体が軽いのでそこまでのしんどさはないとおもう…2~3時間とかの長時間装着したことあまりないから一概には言えないけど。

 

なんで買ったかというと、ベビーカー利用が多くなってきたので、エルゴをベビーカーに積むと下かごを占領するのが嫌だったから。抱っこ専門だ!というベビーちゃんはエルゴ愛用のままベビー期を終わる子もいるだろうけれど、うちは7か月くらいでなんとなくエルゴの使用頻度が減り、ベビーカーとサブ抱っこ紐のモンベルに変化していった。

 

ちなみに、セカンド抱っこ紐としていろいろ検討した中にはコニー抱っこ紐がある。

jp.konnybaby.com

にこたまでスタイリッシュママさんがよくこれをつけていた。

ちょっと使ってみたかったなと思っている…布が気持ちよさそうだし、軽いのはいい…

 

ベビーアンドミー ヒップシートキャリア

www.babyandme.co.jp

娘がでかくなってくると肩も腰も痛くなってきたころ、ヒップシートっていいんじゃない?と思った。

腰にでっかい太いベルトを装着すると、そこに赤ちゃん用のいすがくっついてるというシロモノだ。よく街中でおばあちゃんに感心される。20年以上前弟が子供の時に母がこれを持っていた気がする。固い座面がついたウエストポーチみたいなやつだったと思う。それより明らかによくなってると思うけどね。

 

・良かった点。

歩き始めた子供にはちょうどいい。歩きたいけどすぐ抱っこを要求してくるので、パージとドッキングがしょっちゅう繰り返される。それなのに子供は10キロを超える。マザーバッグを持った母にはかなりしんどい。そういう時にとても役に立つ。すばらしい。ちょっと抱っこに対応できるのはこれのいいところだと思う。

長く抱っこするときは取り外しできる背もたれパーツをつけると、抱っこ紐みたいに使えるので、寝ちゃっても大丈夫。

 

・悪い点

デカい。たたんでもそれなりのボリュームがある。ちなみにこれはたためるヒップシートというやつも存在するのでそういうのもおすすめ。使ってみたい。

あとはこれだけで出かけると翌日腰が死ぬ。背もたれパーツをつけると肩にもベルトを装着するけど、圧倒的に腰に負担がかかる。

私は1歳半の娘をヒップシートだけで夢の国の海に連れて行って翌日腰と下半身が死んだ。11キロ超えの威力はすごい。

 

ベビーカーとヒップシートの合わせ技とかそういうのおすすめだなと思っているよ。

あと、夢の国でパレードみるとき、立ち見だと子供抱っこしないと見えないって時にとてもいいと聞いたことがある。なるほど!ってすごい納得した。

 

すごく雑に書いたけど私が使ったのはこの3つ。

現状1歳半過ぎの娘は基本ベビーカー移動なので抱っこ紐は利用頻度少ないけど、やっぱり1歳未満はたくさんお世話になった品だと思うので、これからの人はたくさん検討してほしい。

意外と安い品ではないのでね…

 

次またゼロから好きな抱っこ紐買っていいよって言われたら、ベビービョルンと、コニーは検討するな…

抱っこ紐買いに行くときはきっと妊婦の時に検討すると思うんだけど、おなか大きいと試着できないので旦那さんがすることになりがち。いいとおもう。うちの旦那もやっていた。父親の自覚はちょっとやそっとじゃ目覚めないので、外的刺激でガンガン目覚めさせる準備をするといいと思う。